Androidプログラミングに挑戦2!(3)Android Studioのインストール(その1)
JUGEMテーマ:プログラミング
それでは引き続いて、統合開発環境Android Studioのインストールを行っていきます。
これ、前回のシリーズではEclipseという汎用の開発環境を使っていたのですが、その後Googleから専用の開発環境が公開されEclipseのサポートは打ち切りになりましたので、今回はこちらのAndroid Studioを使っていくことにしました。
それではさっそく、こちらのサイトからインストーラをダウンロードします。
Android Developers
緑色のダウンロードボタンをクリックしてください。するとまず利用規約の同意確認があります。
一通り目を通して、問題なければ「上記の利用規約を読み、同意します。」にチェックを入れて、青いダウンロードボタンをクリックするとダウンロードが始まります。私はFirefoxなので、こんなダイアログが出ます。まずはどこかに保存しましょう。
ダウンロードが完了したら、インストーラを実行します。Windows 10はこんなダイアログが出ますので、「実行」をクリックします。
すると、インストーラが起動しますので、「Next」をクリックして次に進みます。
まず最初がインストールするコンポーネントの確認です。
Android Studioをインストールしようとしているので、Android Studioは取り消せません。
Android SDKは、Android OSのバージョンごとに用意された開発キット(Software Development Kit)のことで、チェックが入っていると最新のOS用の最低限のツールがインストールされます。
Android Virtual Deviceは、仮想の端末です。この上でエミュレータを動かしてアプリの動作を検証します。開発したアプリを実際の手持ちの端末上で動かしてみることは可能ですが、あらゆる端末を用意するわけにもいきませんので、仮想端末は必要だと思います。
・・・なのですが、このエミュレータ、非常に動きが遅いのです。とてもリアルタイムドラムの開発に使えるものではありません。その理由ですが、Android端末は一般的にARMアーキテクチャーのCPUを採用しています。これに対し開発するPCはIntel x86アーキテクチャーが大半です。このため、標準のエミュレータは、Intel x86のCPUがソフト的にARMを模擬し、その上でARM版のAndroid OSを走らせているのです。これが動きが遅い原因です。
これを改善してくれるのが4つ目のPerformance(Intel HAXM(Hardware Accelerated Execution Manager))です。これはCPUが持つ仮想化機能を使ってx86CPU上でIntel版Android OSを走らせてくれるので、素早い応答が得られるのです。
この4つ目の項目は開発環境のPCに仮想化機能が無い場合には表示されないようになっているようです。
「Next」を押すと、ライセンス条項の確認画面になります。
HAXMをインストールする場合は、もう一つライセンス確認の画面が出ます。
インストールするフォルダを指定します。私はAndroid Studioのインストール先を、下の図のようにCドライブからDドライブに変更してみました。今のところ特に困ったことはありません。
次にエミュレータのRAMサイズの設定です。HAXMを使用するときは可能な限り大きくしてください、と言いつつ、メモリを大きくすると他のソフトの動きが遅くなります、とも書いてあります。どうしたらいいのかわからないのでとりあえずRecomendedである2GBに設定してみました。これはしばらく様子見です。
最後にスタートメニューフォルダーの名称を確認し、よければいよいよInstallをクリックします。
すると、ぱらぱらとインストールが進んでいきます。
いい調子、これなら楽勝、などと思っていた矢先、インストールのほぼ終わりに近いところで次のようなエラーが出てインストールに失敗してしまいました!
これは一体何を言っているんでしょうか??
大きな謎を残しつつ、今回はここまで、続きは次回をお楽しみに☆
- 2015.11.30 Monday
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- 20:38
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- by てちくん